できるところからたくさん英文を書いてみましょう。それが上達への近道です。
コンポジションが苦手だという話をよく聞きます。どう書いていいかわからないって声を聞きます。何もないところからいきなり長くて込み入った英文を書くことは難しいので以下のポイントなどを参考にして学習していくのがよいと思います。
1.簡単な文から始める:中学生レベルの短文で日本語から英語に直す練習をしましょう。中学校の教科書にある基本文レベルで結構です。何も見ないですらすら書けるくらいまで何度も練習しましょう。中学3年分の基本文が使いこなせるようになるだけでもかなりいろんなことを表現できます。
2.自分の興味、趣向に合わせより実践的に:次に自分の興味や趣向とあいそうなテーマを選んで練習するようにしていきます。その際はじめは参考になる模範英文をまねることからはじめてもいいでしょう。また特定の分野でよく使われる語彙や英語表現もいっしょに覚えていきます。自分のオリジナルの英作文が書けたらぜひ信頼のおける英語上級者、指導者に見てもらって添削してもらいましょう。自分では気づけない新発見があり、より自然な英語の言い回しへの洞察が深まります。
1.2のステップで書いた自分の英文はノートやルーズリーフファイルなどの形で大切に残しておきましょう。自分だけの英文文例集ができます。機会があるごとに見直したりまた同じような内容でも改めて書いてみると以前よりも英文がスムーズにかつ簡潔明瞭に書けるようになっていると思います。
できるところからたくさん英文を書いてみましょう。それが上達への近道です。
スピーキング上達にはいくつかのポイントがあります。
日本語とは言語体系の違う英語のスピーキング上達にはいくつかのポイントがあります。
簡単に言えば次のようになるのではないでしょうか?
発音をマスターする。2.英語を口にすることに慣れ親しむ(音読+リピート練習)、3①と②がある程度できるようになったらより実践的なトレーニングをする。
それでは①~③についてもう少し詳しくお話ししましょう。
発音をマスターする:正しい音、アクセントでないと相手には通じません。発音についての適切な教材、信頼できる指導者を通じて正しい発音を学びましょう。正しい発音はリスニング力にも直結します。特に日本語にはない母音、子音の発音は何度も練習して英語本来の音に近づけていきましょう。
英語を口にすることに慣れ親しむ(音読+リピート練習)。:英文を口に出してみましょう(音読)。英文は自分のレベル、趣向にあったものなら何でもよく、簡単なものでもOKです。また英語の音声を聞いて聞こえるままに真似をして口に出すことも大切です(リピート練習)。
①と②がある程度できるようになったらより実践的なトレーニングをする:音読やリピート練習の題材を英字新聞、テレビのニュース番組、ペーパーバック(小説等)など、より実生活に根差したものにしてみましょう。またそういった内容を英語で話せる人と実際に会話してみましょう。また言いなれた表現や覚えた表現はどんどん口に出してスラスラ言えるようになるまで練習しましょう。
もしあなたがリスニングを上達させたいのであれば、
もしあなたがリスニングを上達させたいのであれば、ズバリ!リスニングをするしかないのです。 ホームランを打ちたいと思うなら、考えるのも大事ですが、実際にボールを打つ練習をするしかないのと同じです。
では、がむしゃらに聞けばよいのか?いいえ、違います。 英語の耳が出来ていない初心者の方ががむしゃらに聞いても、リスニングは効率的には上達しません。 例えばある英語の文を聞いて If …………………………………, I……………………………………………………..and …………………………………………のように ifとIとand しか聞き取れないとします。これでは IfとIとandの音を捉える練習にはなるかもしれませんが、このレベルで何十年、何百年、何千年聞いても、その他はただの音であり、意味として脳に定着することは一生ないでしょう。
では、どうすれば?簡単です。自分が今知っている単語を音で聴き取れるようにしていけばいいのです。幸いなことに日本の受験偏重の英語教育のおかげ?!で日常使わないような単語まで私たちはたくさん知っています。リスニング初級者の方であれば、今日は months を聴き取れるようにしよう!明日は provinceだ!というように音で理解できる単語を増やしていけばよいでしょう。ちなみにprovinceとは州、省という意味ですが知っていましたか? リスニングの大前提ですが、知らない単語は音として流れてしまうので、当然ながら、意味として入ってきません。単語を増やしていく作業も大事ですね。その際には、その単語の意味と同時にどう発音されるかも頭の中に入れていきましょう。日本人がリスニングが苦手であるという理由の1つとして、単語の覚え方があげられます。意味は知っているのに、その単語を読ませてみると読めない単語がなんと多いことか! 「sophisticateの意味は?」 と質問すると 「洗練する、です。」とすぐに答えがかえってくるのに読ませるとソプヒタカテと読んでしまう。うーん 大問題です。自分で発音出来ない単語は聴き取れないですからね。
母国語であるのならば、親が自分に話しかけてくる言葉を覚えて、自然とその言葉の意味と同時に音も習得していきます。 ところが第2言語として英語を学んでいる我々日本人はこの過程をたどっていないので、単語の意味は大学受験のおかげでそこそこわかるのに、音になってしまうとわからなくなってしまいます。 リスニングを上達させるには、日本人なら今自分の中にある英単語を音で1つずつ認識していく作業が必要ですね。 上級者の方には、何もいうことはありません。 レベルが落ちないように毎日聴いてください。 知らない単語に出会ったら楽しんでしまいましょう! 例えば They made ウードゥズ of money on the horse race! ウードゥズってなんだろう? woodlesかな udlesかな あった~ oodles発見! と宝探しをするように。
効果的だと思われるリーディングをいくつか考えてみました。
効果的だと思われるリーディングをいくつか考えてみました。
1 好きなテーマを読む
人それぞれだと思いますがまずは興味のある分野を読むのがよいでしょう。政治・経済・映画・スポーツ・芸能・国際問題・小説・ノンフィクションなどなどいろいろです。好きなものを読むことが記憶にも残りやすく英語学習に好影響を与えます。
2 速読・精読のメリハリをつける
読む目的も様々ですが、速く読むこととしっかり読むことのメリハリをつけるとよいでしょう。実際のビジネスでは速く読めることが助けになります。また、趣味で読む本なら時間をかけてでもじっくり読んで文法や構文なども研究してみましょう。
3 難易度に気をつける
リーディング学習の為には、易しすぎても難しすぎてもよくありません。自分のレベルと丁度よいくらいか、少しだけチャレンジするくらいの難易度が、英語学習をはかどらせます。
4 毎日続ける
継続すると効果的です。例えば1日目に1時間学習して、2日目は0分よりも、1日目に30分、2日目も30分学習するほうがよいです。英語に毎日触れていないと、忘れやすくなります。逆に少しでもよいので毎日読んでいると、学習効果が上がります。
5 馴染みのない分野も時には読んでみる
1と矛盾しますが、自分の興味のない分野も英語学習のためと割り切ってあえて読んでみるのもよいものです。思わぬ発見があって面白かったりするものですし、広い一般教養があると英文読解もはかどります。
6 日本語の本も読む
時間を作って日本語の本も読んでおくと、英語のリーディングにも役立ちます。予備知識がいろいろつくからです。また、日本語を速く読めることは英文を早く読めることにもつながる部分があります。
ライティングを上達させる意外な方法教えます。
ライティングを上達させる意外な方法教えます。電車の中でもできます。そんな方法があるのかとお思いの方、だまされたと思って試してください。その意外な方法をお教えする前に…
ライティング上達のためには、1に書くこと、2に書くこと、3に書くこと、4に書くこと、5に書くこと、6に書くこと、7に…、しつこくなってきたのでこのへんでやめておきますが、とにかく書くことです。週末のこと、今日あったできごと、日ごろ思っていることなど、何でもいいから自由に英語で書いてください。「こんなくだらないこと書いても…」なんて、気にすることはありません。誰もあなたが書いた内容にケチをつける人はいないのですから。
そして、日ごろ英語を勉強していて、「ああ、こんな言い方、表現があるのか」と感じたものがあったら、それをメモしておき、その表現を使った作文練習をしてみるのもいいでしょう。
さて、電車の中でもできるライティングを上達させる意外な方法とは、「英語をひたすら読むこと」です。同じことをネイティヴの方が本に書いていたのを読んだ記憶があります。ただし、読むのは何でも読めばいいというわけではなく、必ずネイティヴの人が書いたきちんとした英文を読むようにしてください。しかも読んでいて自分でやや難しいかな、と感じる程度の英文。筋トレと同じように、負荷をかけないと上達しません。そうしているうちに、自分の中にある不自然な(また場合によっては間違った)英語がいつの間にか排除され、正しい自然な英語が身に着き、書けるようになってくるのです。試してください。毎日やってください。3か月もすれば、あなたの書く英語が違ってくるはずです。もちろん、実際に書く練習も忘れないでくださいね。