アーカイブ: 2011年3月

駒沢大学入試英語の対策

出題内容は、

出題内容は、長文読解・文法・会話・整序・発音などの内容で隔たりなく出題されています。解答形式は全てマーク式であり、難易度は標準レベルです。長文読解の設問では内容一致・指示語説明・語彙の言い換え・語句説明・整序英作文・文法事項まで幅広く問われています。また全体的に空所補充形式の設問が多く、文法の正誤問題は標準レベルの難易度です。

対策としては、長文問題の配点が大きいことが考えられるのでこの部分を正確に得点することが重要です。そのためには文脈を見失わずに長い文を最後まで読める読解力の養成が必要です。多読と精読を通じて読むスタミナを身につけることが必要です。多読とは自分にとって易しいと感じる英文を辞書などを引かず出来るだけ多く読むことです。この練習によって英文に慣れ速読力をつけることができます。精読とは辞書をひいて分からない語句や言い回しを全て調べ構文を分析しながら正確に読んでいく練習です。これによって語彙力、英文を正確に読む力が養われます。当校では生徒さんの実力に応じて、オリジナルの教材の中から多読用の読み物と精読用の英文を与え、常に英文に触れ続ける環境を提供します。またパラグラフ(段落)ごとに筆者のいいたいことを頭の中でまとめながら読んでいく「パラグラフリーディング」を指導します。これによって文脈を見失わず長文を最後まで読み通す力がついていきます。また短時間で読んで解く練習をするために20分を目安にして長文問題1問を解くトレーニングをします。過去問題と同レベルで出題が予想されるようなテーマのものを受験指導経験豊かな講師が問題を作成し毎回の授業で解説します。また普段の学習で大量に英文を読んでもらうために、やさしめの英文を宿題としてわたして多読の練習をしてもらいます。

空所補充形式の設問は文法知識で解くものと、文脈から判断して解くものに大別されます。文法知識で解くものは、イディオム・慣用表現を問うものが多いので前後の語句(前置詞など)を正確におぼえていることが重要です。当校ではオリジナルの慣用表現集を使い良質な例文を通してイディオムを習得していきます。その際前置詞に着目しそれぞれの意味をビジュアル的に理解できるようイメージをイラストで説明します。こうすることによって、いろいろな熟語で使われる前置詞の感覚が身につき未知の熟語が出題された場合でも対応が可能になります。前置詞を正確に学習することによって近年よく出題される句動詞にも強くなります。またこれらの語句の習熟度を確認するために毎回小テストを実施し知識の定着を図ります。

語句の言い換え問題への対策のためには多義語・同義語・反意語などを関連付けながら増やしていけるよう指導します。シソーラス(同義語、反意語などの専門辞典)を参照し語の定義をしっかり理解した上で同義語、反意語を習得していきます。これらの語彙に関しては前述した多読によってもその力が養成されます。様々な語彙に広く触れることによって語彙の幅が自然と広がります。整序英作文対策には、それぞれの動詞が取る文型や、基本的な構文・文法の知識が必要です。当校では入試問題で頻繁に出題される構文・文法の知識を身につけていただくため独自に作成した基本例文集を活用し、これらの整序英作文や英作文の対策を万全に行います。また出題の程度以上の純粋な英作文の練習もすることによって本当の英文構成力を養います。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ