英検3級対策

英検3級は中学校で習う程度の英語力を試す試験です。「聞く、話す、読む、書く」能力が試されますが中でも「聞く」「話す」といったコミュニケーション能力が重視される傾向にあります。従来の学校での英語教育が「読み書き」に重点を置きすぎたきらいがあり一般の日本人はオーラル(聞く、話す)の能力に弱点があると思われるためでしょう。この対策として当校では徹底したリスニングとスピーキングの練習を行います。リスニングについては過去問は勿論のことそれに類するリスニング教材をディクテーション(聞き取ったものを書き起こす練習)やリピーティング(聞きとったものを口に出す練習)を通じてリスニング能力を向上させます。スピーキングは2次試験の面接の形式をとり面接指導経験豊富な講師が本番と同じように練習を行います。スピーキング能力を向上させるために普段の授業のときから英語で話しかけそれに英語で答えてもらいます。最初は恥ずかしさも手伝ってなかなか発話できないかも知れませんが慣れてくればクイックレスポンスで英語で答えられるようになります。リーディング対策としては当校では正確な内容把握が出来るようになるために文法に忠実な読み方を指導します。もし文法的に生徒さんに欠けているところがあればそこを復習し正しく意味が取れるように指導します。また語彙は長文のなかに出てくるものを文章の中で覚えてもらいます。こうすることによって無理なく本当に使える語彙が増えていきます。書く力は語句整序問題で試されます。これを正確に出来るようになるためには文法・語法・熟語・連語の正しい知識が必要です。当校では文法で扱う例文や長文の中の定型表現などは必ず音読してもらい重要な語句のつながりをマスターしていく方法をとります。このようにして「聞く、話す、読む、書く」能力を強化していけば短期での合格が可能になります。

「聞く、話す、読む、書く」というように各スキルに分けて対策を考えてきましたが、英語の能力というのはこの4つのスキルのうちどれか一つが突出してできるようになるということはなく、これらが総合的に伸びて全体的なレベルアップにつながるものです。人によっては「読む力を特に伸ばしたい」とか「とにかく喋れるようになりたい」とおっしゃる方がいますが、これらは本当の英語力をつけるという点でいうと本来的ではありません。当校では、特に中学生には将来的に伸びるような英語力をつけていただきたいため、これらの4つの能力がバランスよく身につくように指導していきます。

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