アーカイブ: 2010年12月

中一英語の必須の学力とその勉強法

中一の必須の学力は

中一の必須の学力は、アルファベットの正確な筆写、基本単語の発音、つづり、意味の習得。文法項目で言うと(どの教科書でも扱うのは)be動詞、一般動詞、三人称単数現在のs,代名詞、助動詞(canなど)、現在進行形です。基本的かつ必須の学力は教科書の音読、音読筆写、本文の暗唱による教科書の完全理解です。これには繰り返し繰り返しの学習が必要になります。本校では音読を授業で行う際、まず生徒さんひとりひとりの発音を正しいものに矯正し自信をもって音読できるようにします。そして実際に声を出し音読してもらいます。その際意味のかたまりは一息に読み、意味の切れ目で短いポーズを入れるなどスピーキングにも役に立つような音読練習を指導します。このことは英検の2次面接試験でも求められるスキルです。次の段階で行うのは音読筆写です。教科書の本文を声に出しながらノートに筆写していきます。これに慣れてきたら講師が文章を声に出して読みそれを筆写していくディクテーションを行います。この練習は音声認識能力を高めるのに有効でリスニング力の向上にも効果があります。スペルの正確さも講師がその都度チェックするので定期試験対策も万全です。そして最後に本文の暗唱ですが音読、音読筆写をやっているので少しの練習で暗唱できます。教科書の本文を暗唱することによって、自己流の英文や不自然な英語を書くことを避けることができ正確なライティング力を養うことができます。また何より英語のリズムを体で覚えることができるため将来の英語学習にとってとても良い基礎作りになります。基本単語のつづりに関してはやはり一つ一つスペルを書いて覚えていくしかありません。一つの単語に関し数十回の練習が必要でしょう。この練習を重ねることによってスペリングの勘のようなものが養われつづりを覚えることが苦でなくなっていきます。意味の習得は教科書の英文の中で覚えていきます。これには意味を考えながらの繰り返しの音読が非常に効果的です。慣れてくればいちいち日本語に訳す必要はなく頭の中で意味を「絵」にしながら読みすすめることが可能になっていきます。日本語でもそうですが、意味が分かるということはそれを言葉ではなく「絵」や概念に置き換えて理解できるということです。このように内容に集中することによってそれを表現するための単語や成句は頭に自然に頭に入ってきます。これが理想的な語彙の習得方法です。発音に関してはやはりネイティブスピーカーの発音に慣れる意味で教科書付属のCDなどを繰り返し聞くことが必要です。この耳からの音の学習は将来的なリスニング力向上にとても重要です。日本人はスペルも意味も知っているがその単語を聞いたときにその単語を認識できないということがよくあります。これは耳からの学習をしてこなかったか軽視してきた結果です。理想はその単語の音を覚え、自分でも正しく発音でき、意味を文脈の中で捉えることができ、さらに正しいスペリングで書くことが出来ることです。そうなるためには何度も聴くだけでなくそれを自分の口でまねしてみることが必要です。その際はあまり発音記号にとらわれないほうがいいでしょう。当たり前のことですが正しい音の習得は実際の音を聞かない限り不可能です。文法項目については、何故そうなるのかまで掘り下げて理解したうえでその例文を暗唱し問題練習によって習熟しておくことが必要です。当校には各文法事項について教科書ごとに準拠した問題を十分な量用意しています。この問題演習を通じて基本的な事項のみならず発展的な事柄に関しても十分習熟することが出来ます。また中一終了時で英検4級取得を目指します。そのために普段の授業で教科書以外の4級のレベルにあった英文の読解練習をしていきます。それに伴った語彙習得もあわせておこないリスニング練習も取り入れていきます。

英検3級に必要な英語力と勉強法(単語編)

英検3級に必要な英語力と勉強法(単語編)

まずは 英検3級とはどういったものかを簡単に説明いたしましょう。

英検3級とは

1 必要な英語力……中学卒業程度で簡単な日常会話をすることができ、簡単な文章を読むことができる。一般的には約2,100語覚えていればよいとされています。(約2000単語あればあらゆる事柄が表現できますね。単語は sea, map, giftなど日常生活に密着しているものばかりで、3級を合格した後でも、一般知識として知っておかなければならないものばかりです。)

2  これまでの級になかったものが追加されている! 英検5級、4級にはなかったものはなんでしょう? そうです、面接です。一般的に日本人は話すのが苦手ですね。それが英語ともなると、面接の時に、じっと沈黙し、時がたつのをただ待つのみ、(沈黙は金?!)なんて人もいるのではないでしょうか。3級の面接は 「将来、何になりたいですか。」とか
「今年の夏は何がしたいですか」など比較的簡単な質問ばかりです。当校は、昔はややもすると軽視しがちだったスピーキング力もしっかりサポート。半年くらいで、”結構しゃべれてる自分”に出会えるかもしれませんよ。実際に 当校にきて、大体の事が英語で表現出来るようになったと自分の英語力に驚かれる生徒さんもいらっしゃいます。

勉強法

ここで全部を紹介することは出来ませんので、今回は3級に出てくる単語の覚え方だけを紹介しましょう。
単語はまずイメージが大切なんです。3級の単語は比較的頭の中にイメージを作りやすい単語ばかりです。例えば ”海” という言葉から何を想像しますか? 荒波の日本海、大きく静かにひろがる太平洋? 大事なことは日本語では”海”ときいて映像がその時必ず浮かんでくるということなんです。では”sea” という英単語を聞いてあなたは何を想像しますか? seaと聞いても何も心に絵が浮かんでこない人(特に英検の合格を求められる学生の方たち)は是非、相談に来てください。必要な約2100の単語を、短期間で映像として覚えられるようにお手伝いします。これは 人と人とがイメージを膨らませて勉強していく方法なので、単語集を買って一人で覚えていく勉強とは格段に定着率が違います。
単語集に”sea”を覚えるのに例文の中に sea pressure 海水圧 とあったとしても、海と聞いて海水圧をイメージする人にはいいですが、出来ない人には定着しづらいでしょうね。”sea”と聞いて荒波を想像する人には”I was nearly drowned in the rough sea. (もう少しで荒波でおぼれるとこだった~)”、穏やかな海を想像する人には quiet sea(静かな海)やcalm sea(穏やかな海)などを例文で使ってあげる事で格段とイメージしやすくなります。これは、もともと自分に馴染みのない例文が載せてある単語集では 絶対出来ないですよね。自分だけの、自分のイメージにぴったりあった”単語集”を 当校に来て 作ってみませんか?

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ