ライティング力向上のために

ライティングを上達させる意外な方法教えます。

ライティングを上達させる意外な方法教えます。電車の中でもできます。そんな方法があるのかとお思いの方、だまされたと思って試してください。その意外な方法をお教えする前に…

ライティング上達のためには、1に書くこと、2に書くこと、3に書くこと、4に書くこと、5に書くこと、6に書くこと、7に…、しつこくなってきたのでこのへんでやめておきますが、とにかく書くことです。週末のこと、今日あったできごと、日ごろ思っていることなど、何でもいいから自由に英語で書いてください。「こんなくだらないこと書いても…」なんて、気にすることはありません。誰もあなたが書いた内容にケチをつける人はいないのですから。

そして、日ごろ英語を勉強していて、「ああ、こんな言い方、表現があるのか」と感じたものがあったら、それをメモしておき、その表現を使った作文練習をしてみるのもいいでしょう。

さて、電車の中でもできるライティングを上達させる意外な方法とは、「英語をひたすら読むこと」です。同じことをネイティヴの方が本に書いていたのを読んだ記憶があります。ただし、読むのは何でも読めばいいというわけではなく、必ずネイティヴの人が書いたきちんとした英文を読むようにしてください。しかも読んでいて自分でやや難しいかな、と感じる程度の英文。筋トレと同じように、負荷をかけないと上達しません。そうしているうちに、自分の中にある不自然な(また場合によっては間違った)英語がいつの間にか排除され、正しい自然な英語が身に着き、書けるようになってくるのです。試してください。毎日やってください。3か月もすれば、あなたの書く英語が違ってくるはずです。もちろん、実際に書く練習も忘れないでくださいね。

英語のコミュニケーション

英語でのコミュニケーション技術を磨くにはどうしたらいいか。

英語でのコミュニケーション技術を磨くにはどうしたらいいか。これが本稿のテーマである。

一部に「英語には敬語がなくて全部タメ口ですむから楽でいいや。」と考えている人がいるようであるが,これは英語でコミュニケーションをはかる上でたいへん危険な誤解である。もしそのように考えていた人がいるなら,即刻その考えを改めていただきたい。

英語に敬語はあるか。その答えは,YesでありNoである。「敬語とは何か」をどうとらえるかによって,答えが違ってくる。

日本語には尊敬語と謙譲語というのがある。たとえば,「行く」の尊敬語は「いらっしゃる」で,謙譲語は「参る」である。つまり日本語には,同じ動作を表すのに,尊敬の気持を表すための機能を持った別の語が存在する。しかし,そのような意味での敬語は,英語には存在しない。「行く」という動作を表す表現は,goだけである。

しかしだからといって,英語には他人に対して敬意を表する表現がない,ということではない。「相手に敬意を表する表現」を広く敬語ととらえるなら,英語にも敬語は存在する。

余談であるが,5~6年前,「英語の敬語」という本と「敬語の英語」という本が相次いで出版された。私には「英語の敬語」というタイトルの方が自然に感じられるのだが,どうだろう。おそらく「英語の敬語」に先を越されてしまって苦し紛れにつけたタイトルが,「敬語の英語」なのではないかと思う。(私は「英語の敬語」のほうは書店で開いて見たことがあるが,通訳者の書いた本で初心者にも分かりやすいなかなかいい本だな,と思ったのを記憶している。この項に関連して,興味のある方は読まれてみるといいかと思う。)

以前本でこんな話を読んだことがある。アメリカの会社に勤務する日本人が,部下との関係がうまくいかないと嘆いていた。その人が言うには,部下にきちんとpleaseをつけて仕事を頼んでいるのに,不機嫌な感じで仕事を引き受ける,というのだ。

「駅までの行き方を教えてくれますか」というのを英語でどういうだろうか。

Tell me the way to the station.

Please tell me the way to the station.

Will you tell me the way to the station?

Can you tell me the way to the station?

Would you tell me the way to the station?

Could you tell me the way to the station?

上に6通りの表現を書いたが,だいたい下へいくほど丁寧度が高くなると考えてよい。(Would you ~? とCould you ~? はそれほど丁寧度が変わらないようである)

というわけで,pleaseをつけた表現の丁寧度は下から2番目,あまり丁寧度の高い表現ではないのである。実はpleaseをつけても,命令文であることには変わりがないのである。「pleaseをつければ丁寧になる」という誤解を改めていただきたい。

さて先ほどの日本人の話であるが,pleaseをつけてもそれほど丁寧な表現ではないということを知って,もっと丁寧度の高い頼み方に改めたところ,とたんに部下との関係がスムーズにいくようになったそうである。

長々と書いたが,肝心の結論の部分に入ろう。英語でのコミュニケーションの技術を磨くには,英語特有の丁寧表現を覚えることも大切だとは思うが,それよりもまず日本語でのコミュニケーションの技術を磨くことが先ではないだろうか。普段の生活で他人を敬い,正しい表現のできない人間は,いくら英語のコミュニケーション技術を磨いても無駄である。部屋に引きこもってコンピューターゲームに熱中し,他人とのコミュニケーションがうまくとれない若者が増えていると聞く。携帯電話やEメールなどのコミュニケーションの手段が発達した現代,今一度face-to-faceのコミュニケーションの重要さを見直すべきだろう。

読書の秋

特に良い学習場所です。

ようやく秋らしくなってきましたが、まだ今日当たり日中は暑いですね。それでも真夏の暑さはなく勉強するにはいい季節になりました。以前英語を学習していたが中断している方、新たに英語を学習しようとしている方、皆さん今が絶好の機会です。是非この涼しい時を利用して英語学習を始めましょう。当校(ユニゾン英語学院)は少人数制で、初心者の方には特に良い学習場所です。是非一度ご連絡を!Autumn is the best season for studying!

アイラヴユートゥーは多義だなぁ

問題、アイラヴユートゥーを英語で書くと

U2ネタでもう1つ。

問題、アイラヴユートゥーを英語で書くとどうなるか?

  • もちろんん、I love you, too. と思ったあなた。一般的です。
  • I love you, two. と思ったあなた。ちょっとひねる力があります。
  • I love U2. と思ったあなた。イギリスロックで楽しんで英語を勉強してますね。
  • おまけ、I rub you, too. と思ったあなた。すごい想像力ですね。

U2、お前もか!

先日インターネットのニュースでロックミュージシャン所得番付でU2が見事に1位にランクインされた。

2010年8月の時点で、世界最大のロックバンドと言えば、”U2”を置いて他にないであろう。それを証明するかのように、先日インターネットのニュースでロックミュージシャン所得番付でU2が見事に1位にランクインされた。

その結果にはもちろん納得はいく。が、しかし、U2のボーカルであるBONO(ボノ)はアフリカの貧困を根絶する目的で政治家などと会談をする政治活動家(activist)としても名高い。彼はU2の楽曲を全て作詞していて、その詞の世界は時に難解なこともあるが、比較的わかりやすい言葉で、愚直なまでに「愛」を叫んでいる。

“Waiting on the crumbs from your table” 「あなたのテーブルのパンくずを心待ちにしている」という楽曲の中に

where you live should not decide

whether you live or whether you die

three to a bed, sister Ann she said,

“dignity passes by”

住んでいる場所によって

人の生き死にが決まるなんて間違っている

一つのベッドに3人の病人がひしめく シスター・アンはそれを見て

「人間の尊厳などもうここにはない」とつぶやいた

という一節があり、U2のファンである自分は非常に感銘を受けた。その歌を叫んでる人間はロック・ビジネスの最高所得者というのは、なんとも皮肉な話ではないか。

もともと愛とカネとの矛盾にクソ真面目に苦しんでいるバンドではあるが、バンドは慈善団体ではないし、儲けて何が悪いと言われればそれまでなのだが。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ