プログレスBook1 の学習法

プログレスは文法事項が詳細に扱われており読み物の量も豊富で、質の点でも量の点でも優れた教科書です。そのなかでBook 1は最初の巻です。中学校に入学し英語の読み書きを本格的に勉強し始める1年生は今後の英語学習においてとても大事な時期です。内容を見ていくと、ひとつのレッスンが3つのSceneに分かれておりそれぞれダイアローグ(対話形式)がついており、それぞれのSceneで文法事項を扱っています。そのあとにSpeak, Listen, Read, Write が配置されており、オールラウンドな英語力を養成する仕組みになっています。Speak, Listenではこなれた口語表現を話し聞けるようになるための良質の練習問題が並び、Readでは十分な長さの読み応えのある読み物が取り上げられています。Write ではその単元で扱った表現や文法事項を理解させるような作文を課されます。扱われている語彙、表現もこなれたものが多くこの教科書をマスターすれば検定試験などにも十分対応できる英語力を身につけることができるでしょう。

その取り組み方ですが、まずダイアローグは暗記してしまうくらい音読すると良いでしょう。音読の回数ですが目安として一つのダイアローグ20回。このくらい音読すると本文や表現が自然と口をついて出てくるようになります。英語の勉強は質も大事ですが同時に量もこなす必要があります。反復練習することによって質的にも向上するのです。ダイアローグには文法事項や基本となる表現が含まれています。これを暗唱することによって文法項目だけでなく自然な英語のリズムを体得することができます。次に文法項目の習得ですがこれには大量の問題演習と生徒の完全理解を促す噛み砕いた文法の説明が必要です。当校ではプログレスに準拠したオリジナル問題を用意しています。これを指導経験豊かな講師の指導解説のもとに行うことで文法の習得だけにとどまらず、英語の核心の理解が可能になり、また定期試験対策も万全になります。この教科書を使った定期試験はどこの学校でも難しいものになりがちで、平均点も比較的低い試験になります。それだけに、できる生徒とできない生徒の差が鮮明になってしまいます。このプログレスという教科書は内容が充実しているがゆえに生徒が勉強しなければならない量が大変多く独学ですすめると、わからないところが出てきた時にそこで挫折しがちです。一度挫折すると追いつくのは困難で学校ではどんどん進んでいってしまいます。こうなることを避けるためには当校などの英語学校で内容を学校より先取りして学習することが有効です。当校でプログレスを使って学習している生徒はわからないことができた時に即座にその疑問を講師に聞けるので壁にぶつかることなく実力をつけています。

このプログレスという優れた定評のあるテキストを有効に学習して、ゆるぎない英語力を身につけていくのにぜひ当校をお役立てください。

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