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梅雨ですね

家で英語の勉強ができるのでは?!

さて、梅雨が続いています。うっとうしいものですがこれがないと夏に水不足で困るわけです。どんなことにもそれなりに意味があるのですね。雨で外出しなくなる分、家で英語の勉強ができるのでは?!

The rainy season has set in. It could be unpleasant but make the best of it!

小学校英語に望むこと

小学校で英語の必修化が始まるが、その効果はどれほどのものなのか興味深い。

「東京がアジアの金融中心都市になれないのは何故か?」

答えは「英語が通じないからだ」という本気とも冗談ともとれない話がある。

グローバル化が進む世界の潮流に乗り遅れないためには英語教育を徹底させる必要があるとの思いで、小学校の英語必修化が実現するに至ったと言える。

とは言え、他の教科との兼ね合いもあるから、英語の授業は週1回、多くても週2回ぐらいが限度であろう。しかも6年間ではなく5年生あたりから英語が始まるとなれば、小学校で行われる英語の授業は通算で100時間もないのではなかろうか。

仮に100時間とすれば、中学で週3回授業でおよそ33週間、およそ半年分だ。ちなみに中1で英語の授業が始まり半年後であれば、だいたい一般動詞の3人称単数現在形につくs、doesを使った疑問文、否定文あたり。進んでてもcanの入った文、be動詞+-ingの現在進行形を理解しているぐらいが関の山だろう。

小学校英語がスタートしてもせいぜいそれくらいの「先取り」でしかない。文法事項のエッセンスだけを説明するなら、ここまで2時間ぐらいあれば生徒の頭に詰め込むことは可能だ。すると小学校で2年間かけて教わった内容というのは、たった2時間の講義で全貌がつかめるということになる。

たった2時間の内容のために、貴重な学校の授業の100時間を割くのですか??

もちろん、教材、指導法などに工夫を凝らせば100時間あったら相当の内容の授業が展開できるはずだ。しかし、なしくずしというか、見切り発車的な英語必修化は見識者の十分な議論を待たずにもう目の前に迫っている。当然必要なノウハウなどはどこにもない。

小学校の英語必修化は別に悪いことではない。むしろ多くの人々が待望していたことだと思う。だが、教育はその成果が顕在化するまである程度年数がかかるものだと考えると果たして小学校英語の効果はいかほどのものなのか、興味深いところである。

願わくば、英語を好きになってくれる子供が増えてくれることを期待する。その逆もあり得るけれども。

「生まれ」か「育ち」か?

工夫して「環境」さえ整えてしまえばあとは努力さえすれば英語は必ず身につく

ある人の能力や人格はどうやって形成されたのかを問う言い方で「生まれか育ちか」と言う言葉がある。英語では、”Nature or nurture?”と言う。

natureは「自然」という意味で用いられることがほとんどだが、元々は、「自然に備わっている人間の本性、天性、素質」という意味で使われた。

nutureは「養育、教育、しつけ」という意味で派生語でnutrition「栄養」がある。

「生まれか育ちか」はそのまま「素質か環境か」という意味に置き換えられるが、教育学ではこれは永遠に答えが出せないのではないかという問題である。

例えば、シアトル・マリナーズのイチローは天才であることは言うまでもないが、日本にいる時からずば抜けたバッティングセンスで安打を量産して、鳴り物入りでメジャーリーグ入りを果たし、今年9年連続200本安打達成というメジャー記録を打ち立てた。イチローにとっては日本だろうがアメリカだろうが、イチローはイチローである。まさに「素質」=natureが開花している好例であろう。

最近話題を呼んだ盲目のピアニスト、辻井伸行さんは生まれてすぐに視力を失ったが、両親が幼い伸行さんにピアノを習わせたことから、めきめきと上達し、今や世界的ピアニストに成長した。これは伸行さんの「素質」も大きいが、もし両親がピアノを習わせなかったら決してその才能は開花しなかったであろう。これは「環境」=nutureがものを言った好例である。

イチローも、辻井さんも、もちろん「素質」だけ、または「環境」だけに起因するのでなくその2つの相乗効果(synergy)であることは確かだ。どちらも一方だけでは開花しようがない。

種だけでは芽は出ない。豊かな土壌があって初めて花は咲く。

さて、ある人が英語が堪能の場合、それは「素質」なのか「環境」なのか?これは、経験上やはり「環境」が圧倒的に「素質」を上回る場合がほとんどである。英語で悩んでいる人は「自分にはセンスがないから」とか「英語は結局頭のいい人しかできるようにならない」なんて絶対に思わないで欲しい。英語学習で「環境」というと、どうしても「海外留学」のことと思いがちだが、断言できるのは、絶対日本にいても英語はマスターできる!ということである。例えば、衛星放送で英語ニュースを観て、英字新聞や英文雑誌を読みふけり、インターネットで英語圏の人と英語でメール交換などしてみてはどうだろう。工夫して「環境」さえ整えてしまえばあとは努力さえすれば英語は必ず身につく。頑張ってください。

Your effort will surely pay off!

生徒の苦情に耳を傾けてみると

英語教室で不平不満や苦情をゼロに近づける再発防止策

数多く、当英語塾(Art横浜英語教室綱島校)に通う生徒からの満足の声をいただくが、苦情というものが全くないというわけではない。

不平不満や苦情をゼロにするのは非常に難しい。何しろ講師も生徒も神様ではない。しかし、苦情をゼロに近づける努力はできるので、当、英語教室ができて以来、不平不満や苦情を頂戴するたびに再発防止策を考えて実行してきた。
“生徒の苦情に耳を傾けてみると”の詳細は »

英語教室の中国人

中国人の留学生が英語力に磨きをかけるべく英語教室に習いに来ている

日本の大学に留学に来ている中国人の留学生が英語力に磨きをかけるべく英語教室に習いに来ている。彼女にとっては第2外国語で第3外国語を学ぶということになるわけです。日本人だって海外留学して外国語を習えば同じ状況になるし、英語に慣れれば、英語を通してその他の言語を学べないわけでもない。

さてこの中国の方の質問が日本語の質問のときがあって、困るときがある。「才」はyears oldだとすると、「歳」は英語だとなんですか?とか、また、英語講師は漢字が苦手の人もいて、漢字の得意な中国人に漢字のミスを突っ込まれたりなんかして。

あるいはまた、中国語と日本語のとっさのケアレスミスに悩まされたりなんかする。

My husband started to try some wholesome food to be healthier.

丈夫とか大丈夫とか夫とかこのあたりが混乱の原因だが、日本人学習者は全然ついうっかりなんてことはない。中国語だと丈夫が夫という意味だとのこと。

最初は初心だという印象だったが、スクールも気に入ってくれて、実力が上がってきた。

頑張れ中国人留学生!熱い君が好きだ。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ