アーカイブ: 2010年11月

TOEICのレッスンの様子

先日の日曜日に受験したTOEICの報告をしましょう

「受講予定の方全員集まったようなので、そろそろ始めさせていただきます。さて、授業内容に入る前に、先日の日曜日に受験したTOEICの報告をしましょう。今回は、会場が駅から歩いて20分のところで、会場に行くまでに結構疲れてしまいました。だけど、スコアには影響ないと思います。リスニングの方はうまくできたんで、たぶん満点取れているでしょう。リーディングの方は、PART5で相変わらず接続詞の問題が出題されていました。TOEICは本当に接続詞が好きですね。それに関連して確認しておきましょうか。Kさん、従属接続詞の後には、どのような形が続きますか?」

「節が続きます。」

「そのとおり、従属接続詞のあとにはS + Vの形が続くというのが基本ですね。ところが、今回その裏をかくのが目的だったのか、従属接続詞のあとがS + Vの形になっていないという問題の出題がありました。実は、このタイプの問題の出題が3回連続しています。これに関しては、後ほど説明します。今回のTOEICでは、その点が特に記憶に残っているのですが、授業をやっているうちにまた思い出すことがあったら、お話します。それではまず、PART5の問題10題。4分目標で。」

…4分経過

「さて、1番の問題から確認していきます。1番は最近出題数が多くなっている品詞の問題ですね。Tさん、この空欄に入る語の品詞は?」

「名詞です。」

「そうですね。選択肢の中で名詞は、Cのdenialです。したがって、Cが正解です。おや、と思われる方はいらっしゃいませんか。語尾の-alは形容詞のしるしではないかと。しかし、例外のない規則はないといわれるように、alでおわる名詞もあります。思いつくところでは、proposal, disposal, refusalなどの単語です。このうち、proposalを正解として選ばせる品詞の問題が、過去に出題されています。」

「先生は、なんでそんなによく出題傾向を知っているんですか?」

「ハイ、毎回受けていますので。受けてもいないのに、あたかも知っているかのようなウソをつけない性格なもんで…」

熱い授業はこの後も続きます。

国連英検E級の受験者へ

中学修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求されます。

国連英検(正式名称:国際連合公用語英語検定試験)E級に合格するためにはどうすればよいか考えてみましょう。

1 学習プラン

E級では中学3年修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求されます。また、レベルは簡単な趣味や自己紹介が出来るコミュニケーションレベルです。したがってまずは中学3年間に学習する英文法をしっかり復習しましょう。中学生の英語といっても侮れません。これをきっちり理解している人は意外と少ないものです。

国連をしっかり意識して英語学習をしたいなら、小学生高学年くらいからE級を目指すとよいです。E級はまだ易しいので、中2くらいでもがんばれば合格できるでしょう。国連英検は普通の英検と違い、国連普及活動の一環として実施されていて、国連の理念である「国際協力」「国際理解」をコンセプトに「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目標としていますから、この試験を積極的に受験するということは国連のよりよい理解につながります。

2 学習の方針

基礎をしっかり学習しようと強く意識することが大事です。そしてこの基礎をしっかりやっておけば、この後D級、C級と上位級を狙うときにも必ず役立ちます。

3 アドバイス

NHKラジオで、基礎英語1、2、3が放送されています。これを毎週しっかり聞くと中学3年間の英語が理解できます。書店でテキストも売っていますので、購入するとよいでしょう。

4 何をどれだけやれば合格できるか

中学3年間の英語をしっかり把握すれば合格できます。文法面では関係代名詞と準動詞(不定詞・分詞・動名詞)に特に気をつけましょう。80点満点ですが、そのうち30点はリスニングなので、リスニング対策も日頃からしておく必要があります。試験出題トピックも国連の活動に沿っていますので、E級ではまだそれほど専門的なことは出題されませんが、世界平和や世界政治などについて日頃から新聞等で情報を収集しておくとこが合格につながります。

トフルの授業と生徒の様子

基本をしっかりやっておくことが大切だと思われます。そのうえで各パートごとのポイントを押さえる方法、正解を選ぶための解法を伝えています。

○トフルでは4つ のセクション(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)からなっていますが、いずれも基本ができていないと太刀打ちできません。まずは基 本となる語彙と文法をしっかり身につけるところから始めます。語彙の部分は自分でできるものなので原則として自分でやってもらいます。特にご希望があれば、本校オリジナルの厳選された単語リストを使った単語テストを行うこともあります。

文法については、最近のiBTでは独立した文法自体のセクションはありませんが、ライティングやスピーキングで文法ミスが多いと大きな減点につながることもあるため、やはり文法をしっかり習得したうえで上記の4つのセクションのトレーニングをすることになります。特に文法の弱い生徒さんには文法解説、文法演習の授業をまず行います。(学習単元例)①5文型②時制③不定詞・動名詞④分詞⑤仮定法⑥関係詞⑦接続詞⑧名詞など…基本から分かりやすくキメ細かく指導します。

問題演習としてITPの文法問題をやることもあります。ITPは組織向けプログラムのトフルで、こちらは文法のセクションがあるものですが、問題文に使われている語彙が高度なもの学術的なものが多く、iBT対策にも役立ちます。必須単語ならボキャビルも兼ねて覚えてもらうようにしています。

また学習状況やご本人の希望によって必要があれば文法と同時進行で、(主に宿題として)ライティング、スピーキング用の英文作成をしてもらいます。講師の方でその添削指導を行います。実際に英文を書いてもらいますと、その人の英語力が如実に表れます。文法ミスやスペルミスは大きなマイナスなので気をつけてもらい、内容はシンプルな英語であっても的確に要点がまとめられているか、論理展開は筋の通ったものなのかをチェックします。

授業で文法が一通り終わりましたらリーディングやリスニングも行っていきます。生徒の反応としては文法や語彙が分かると英語のしくみ、語法、意味がよくわかり、正しく理解したり表現したりするのが前よりもできるようになったと喜んでいます。やはり基本をしっかりやっておくことが大切だと思われます。そのうえで各パートのポイントを押さえる方法、正解を選ぶための解法を伝えています。

○さあ、今回は少しその授業の様子をご紹介しましょう。(リーディング)

講師:「リスニングでもリーディングでも大事な情報はどこにあるかを意識することが大切です。ちなみにどういったところに話者や作者のイイタイコトが出てきやすいですか?」

生徒:「え~と、文章や話の最初や最後ですか?」

講師:「そうですね。そういう場合もあります。そうでない場合もあります。一つの目安と して逆説語、例えばbutやhoweverの後ろに重要な情報が来ることが多いですよ。それに今回読んでいるこの文章も、ほら、ここのhoweverの後ろに書いてあることが、Q4の正解を選ぶ際、決定的な重要情報になっていますね。このように逆説語は[これから本音を言うよ、大事なことを言うよ。] って 合図なんです。リスニングでも同じですよ。」

生徒:「なるほど、そう言われてみればそうなっていますね。今まであまり気にとめていませんでした。これからはもっと注意して正解できるようにします。」

講師:「もちろん、これだけではありません。大切な語彙は繰り返し言い換えられて文章中に出てきます。例えば「difficulties→problems, challenges」「strategies→solutions」などがその一例です。また、特に正解は本文の激しい言い換え表現であることがほとんどですよ。誤答に限って本文で使われていた単語や表現をそのまま部分的に使っています。意味内容でとらえないと罠にはまります。それから選択肢で100%か0%の副詞・形容詞(always.all,every,never)があったら本文で明言されていない限りまず誤答です。このように、何事も押さえるべきツボやコツがあります。それを知って学習するかしないかでは雲泥の差が出ます。今後もどんどんツボを披露しますからついてきてくださいね。」

生徒:「ありがとうございます、ためになります。ますます面白くなってきました。今後もぜひお願いします。」

教室ではよくこんなやり取りがされ、英語学習がより楽しくわかる、効率的にテストに役立つための授業が行われています。

*当教室では英語の本質、真髄に精通した優れた講師が、英語の急所をどんどん披露しています。英語に対するあなたの気持ちがきっと変わります。ぜひ一度体験にいらしてください。

大学院受験の生徒やレッスンの様子

大学院を受験しようとする人は向上心があり、専門性を追求し、学習自体を楽しむ人が多いです

大学院を受験する生徒さんはどんなふうにレッスンを受けているでしょうか。

一般に大学院を受験しようとする人は向上心があり、専門性を追求し、学習自体を楽しむ人が多いです。従って、レッスンの時もとても真面目に授業に取り組み、宿題もたくさんこなしてきます。また、当校ではそれぞれの大学院受験に適した過去問題・予想問題などを取り揃えていますので、積極的な生徒さんには得にご満足頂いております。

大学院受験の英語は、大抵は長文読解です。レベルは高いものが多く、英検でいえば準1級から1級くらいになるでしょう。当校では、大学院受験のみならず、TOEFLや英検上位級タイプのものまで、各種の難関長文読解を取り揃えていますから、万全の対策が出来ます。また語彙力も必要なので、皆さん単語をしっかり覚えることになります。当校のオリジナル単語テストは、過去問などを分析し大学院受験の長文に出やすい単語を集中して覚えていきますので効率よく語彙力をUPすることが出来ます。さらに、大学院となると専門分野がありますので、その分野にあった単語を覚えるのがより効率的です。当校では医療なら医療に特化した単語に集中して学習することも出来ますので、皆様から好評を頂いています。英検準1級や1級の語彙を覚えて大学院受験に役立てる生徒さんも多いですが、本校では英検対策の教材も充実していますので万全の対応が可能です。

文法については高校卒業までに学習する文法をしっかり復習します。大学入試をした人は当時を思い出して学習をしなおしますが、なかなか苦労する人、すんなり思い出せる人、様々です。苦労する人の中には、中学文法に遡って復習をする生徒もいます。本校では文法講座も充実させて、基礎から応用レベルまで幅広く丁寧に指導しております。レベル別オリジナル教材により、最短距離で文法習得が可能です。

大学院受験をする人は社会人の方も多いので、仕事との両立が大変な場合があります。当校にいらっしゃる生徒さんも仕事の合間を見つけて効率よく学習する方法を考える事が多いようです。電車の待ち時間やちょっとした空き時間を利用し、細切れの時間を有効活用することが望まれます。この点でも、当校の講師陣は元ビジネスパーソンも多いので、仕事と英語学習を両立させてきた実体験から生徒さんに効率よく学習するノウハウをお伝えしています。

大概の場合はレッスンを熱心に受講する方は合格しています。ぜひ当校にいらして目標達成に向かって共に頑張っていきましょう。本校は実力派講師陣とオリジナル教材により全面的にバックアップ致します!

日常会話の授業の様子

まず日常会話のレッスンで

まず日常会話のレッスンで最初にすることは、生徒さんに最近の自分の周りのできごとを英語で言ってもらうことです。話していてつっかえることもありますが、そのときは少しずつ助けながら進めていくと結構楽しんでやってもらえます。生徒さんの日常の様子や人となりも知ることができて人間関係も自然に打ち解けたものになります。

次に簡単な和文を使って英文にしてもらう練習をします。この教材は内容がバラエティに富んでいてその内容から話をひろげられるので好評です。例えば「旅行」という言葉が出てくれば、今まで行った事がある国や都市について英語で語ってもらう、「スポーツ」などが出てくれば自分のやっている、または好きなスポーツに関して語ってもらうなど、個人の経験、意見を生徒さんにできるだけ多く発話してもらうように授業をすすめます.

上級レベルの生徒さんの場合は、何か題材を決めてそれについてリーディングしたあとディスカッションします。例えばAPECについて話すとすれば各国の利害の衝突について英語で話してもらったり、もっとやわらかい話題では最近観た映画についてストーリーを英語で説明してもらったり、出ている俳優について自由に語ってもらったりします。みな自分の興味のある話題では自分の英語力以上のことが言えるようです。スピーキングはこうして伸びていくのだなあと実感します。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ