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国連英検E級の受験者へ

中学修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求されます。

国連英検(正式名称:国際連合公用語英語検定試験)E級に合格するためにはどうすればよいか考えてみましょう。

1 学習プラン

E級では中学3年修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求されます。また、レベルは簡単な趣味や自己紹介が出来るコミュニケーションレベルです。したがってまずは中学3年間に学習する英文法をしっかり復習しましょう。中学生の英語といっても侮れません。これをきっちり理解している人は意外と少ないものです。

国連をしっかり意識して英語学習をしたいなら、小学生高学年くらいからE級を目指すとよいです。E級はまだ易しいので、中2くらいでもがんばれば合格できるでしょう。国連英検は普通の英検と違い、国連普及活動の一環として実施されていて、国連の理念である「国際協力」「国際理解」をコンセプトに「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目標としていますから、この試験を積極的に受験するということは国連のよりよい理解につながります。

2 学習の方針

基礎をしっかり学習しようと強く意識することが大事です。そしてこの基礎をしっかりやっておけば、この後D級、C級と上位級を狙うときにも必ず役立ちます。

3 アドバイス

NHKラジオで、基礎英語1、2、3が放送されています。これを毎週しっかり聞くと中学3年間の英語が理解できます。書店でテキストも売っていますので、購入するとよいでしょう。

4 何をどれだけやれば合格できるか

中学3年間の英語をしっかり把握すれば合格できます。文法面では関係代名詞と準動詞(不定詞・分詞・動名詞)に特に気をつけましょう。80点満点ですが、そのうち30点はリスニングなので、リスニング対策も日頃からしておく必要があります。試験出題トピックも国連の活動に沿っていますので、E級ではまだそれほど専門的なことは出題されませんが、世界平和や世界政治などについて日頃から新聞等で情報を収集しておくとこが合格につながります。

日常会話の授業の様子

まず日常会話のレッスンで

まず日常会話のレッスンで最初にすることは、生徒さんに最近の自分の周りのできごとを英語で言ってもらうことです。話していてつっかえることもありますが、そのときは少しずつ助けながら進めていくと結構楽しんでやってもらえます。生徒さんの日常の様子や人となりも知ることができて人間関係も自然に打ち解けたものになります。

次に簡単な和文を使って英文にしてもらう練習をします。この教材は内容がバラエティに富んでいてその内容から話をひろげられるので好評です。例えば「旅行」という言葉が出てくれば、今まで行った事がある国や都市について英語で語ってもらう、「スポーツ」などが出てくれば自分のやっている、または好きなスポーツに関して語ってもらうなど、個人の経験、意見を生徒さんにできるだけ多く発話してもらうように授業をすすめます.

上級レベルの生徒さんの場合は、何か題材を決めてそれについてリーディングしたあとディスカッションします。例えばAPECについて話すとすれば各国の利害の衝突について英語で話してもらったり、もっとやわらかい話題では最近観た映画についてストーリーを英語で説明してもらったり、出ている俳優について自由に語ってもらったりします。みな自分の興味のある話題では自分の英語力以上のことが言えるようです。スピーキングはこうして伸びていくのだなあと実感します。

英文法の勉強法とは?

英文法の勉強法とは?

英文法を習っているのに なかなか 習得出来ない人が多いのでは? それは ずばり 学んだ文法を日常レベルで使っていないからなんです。教わった文法はその日にはきちんとおぼえているのに、4,5日経つとすっかり忘れてしまっている。そんな経験はないでしょうか? 人間の脳は必要な情報ではないと判断すると短期記憶にためこまれている情報をどんどん消去していきます。ですから、消去される前に、これは必要な情報だぞ。と脳に教える必要があるのです。毎日毎日、その文法を使うことによって、これは必要な情報だぞ!忘れるな!と脳に伝え、その情報を長期記憶の領域に移行させなくてはいけません。例えば、enjoy, finish, admit, postpone, miss, mind, denyなどの動名詞しかとらない動詞をおぼえたとしましょう。 でもおぼえただけでは、4,5日でenjoyだったかな、employだったかな、admitだったかな、それとも administer だったかな~ となんともあやふやな記憶になってしまいます。そこでおぼえたら、それを使ってその日のうちに例文を作ってみましょう。例えば She admitted killing him. や I enjoyed playing games with her children. など何でもよいので文を作ってみましょう。ちなみに脳を刺激するようなちょっぴり過激な例文(She admitted killing him. もちょっと過激)なものを作ってみると脳に定着しやすい?!(市販の例文にすごく過激な例文がありますが、脳に定着させる効果を狙っているかも。)いずれにせよ、日常レベルで、その文法をよく使って自分の脳に「これは忘れてはならない情報だぞ!」と伝え続ける必要があるのです。例文を作ってみる事は、文法を定着させる非常に効果的な方法の一つです。

生徒たちの評判

具体例を交えながら、適宜質問をして理解度を確認しながら進めます。

英語学校が存続する為に、生徒たちから良い評判をもらうことが必要です。そのためにはどんなことが必要でしょうか。

1 分かりやすく教える

生徒が何を分からないのかを講師がよく把握して、その部分を集中的にしっかりと教える必要があります。分からないところを理解してもらえれば、生徒に分かりやすい授業だと感じてもらえるでしょう。具体例を交えながら、適宜質問をして理解度を確認しながら進めます。

2 レベルを考慮する

生徒の英語のレベルは様々です。超初級の人にはI am … You are … などから丁寧に教えます。上級者には講師は説明を少なめにして、なるべく生徒に考えさせ説明させるようにします。そうすることによって生徒の満足度が上がるでしょう。

3 目的を考える

生徒の目標は千差万別です。入試、学校の補習、TOEIC、英検、通訳、翻訳、ビジネス会話、日常会話、旅行会話、留学、TOEFL、英作文、英文読解、基本文法、発音、等々。出来る限り生徒の目的にぴったり合った授業をすることがよい評判につながるでしょう。

4 性格を考える

とにかく褒めて調子が出る人、むしろ厳しく注意してあげた方がやる気が出る人、きっちりした論理的な説明を好む人、あまり細かく考えず感性でとらえる人などいろいろなタイプの人がいます。生徒たちの評判を上げるにはその人の性格・タイプを考慮しそれに合わせて授業をすることが必要です。

5 料金と時間割

料金がリーゾナブルであることと、時間割において振り替えの授業が受けやすい体制のほうがよいでしょう。

国連英検A級合格のために

英語力そのものが問われるだけの試験というよりもそれ以外の知識、教養があるかどうかが問われます。

<レベル>①英語のレベル:国連英検A級は実用英語検定で言うと1級とほぼ同じくらいのレベルになります。英語力(語彙/読解・総合問題/自由作文/面接で出題)としてもそれ相応の力が要求されます。

<他の検定試験との違い>ただ英語力そのものが問われるだけの試験というよりも国連に関する②一般的な知識や、国際情勢、時事問題に対する理解と③それらについてのさまざまな課題や問題点についての英作文(1次試験)を書いたり、理路整然と意見を述べたりする(2次試験)力が問われます。つまり国際人としてふさわしい、①英語力、②教養知識、③発言能力(コミュニケーション能力)があるかが問われるのです。

1.学習プランとしては

<ペース配分>試験日までの期間から毎日どれくらい時間をとってどれくらいの量を進めるかを決めなくてはいけません。(例)一次試験まで2,3ケ月あれば学習する教材テキストを決めて試験までの日数で割ったページ数は最低こなしていかなければなりません。中でも指定テキスト「わかりやすい国連の活動と世界」は必ず読まなくてはいけませんから。その時間も確保しておく必要があります。

2.学習方針としては、

「①国連英検独特の問題形式に慣れるため、公式ガイドブックや対策本をやっておくこと。出題形式とその対策法は以下の通りです。

<語彙>総合問題の中で語彙力を試すものが多いです。A級では一般の辞書に出ていないものが新語の出題はほとんどありません←対策:新聞、雑誌、現代の諸問題を論じた書物から習得できるものなので日常使われるものを平素から学習し、習得するようにするといいです。

<読解・総合問題>1.英文量が多い←対策:かなりの量の英文を速読し、内容を早くつかむ直読直解の訓練が必要です。2.内容は人生観、社会生活、エネルギー問題、首脳会議、教育、社会、政治、経済、文化など多岐にわたっています。←対策:そういった方面の知識を得ることはもちろん、それらが現代社会の中で持つ意味を正しく理解し認識することが、英文の内容把握をより容易に、早く、正確にします。3.国連に関する問題も毎年例外なく出題される←対策:その準備もしっかりしておきましょう(指定テキスト「わかりやすい国連の活動と世界」の熟読)。

<自由英作文>1.文を構築し、表現する力が試される←対策:自らの中にインプットしていないものはアウトプットができないのでたくさんの書物を読んで表現力を豊かにすることです。また.正確さ、簡潔さ、明瞭さ、一貫性の4点に気をつけて書く必要があります。

②国際情勢や時事問題に精通しておくために、英語のニュース番組(NHK,CNN,BBCなど)を聞いたり、英字新聞、英文雑誌(Economics, TIME, News Weekなど)に目を通したりしておく③1次の英作文や2次の面接で自分の意見が述べられるようによく取り上げられるテーマ(食糧、エネルギー、資源、環境、平和維持活動、医療、教育、人権、民族紛争など)について自分の考えや意見を予めまとめておく」などのことが必要かと思われます。

3.<試験に向けての心がけ>国連英検はオンタイムで起きている世界情勢や時事問題もしっかり把握して自分の意見を言えるようにしておく必要がありますから、いつも問題意識をもって自分が国連職員だったら、外交官だったらどう考えどう対処するだろうかという視点を持って学習していくことがたいせつだと思います。学習の何をどれだけやるかは、国連英検関係の参考書(公式ガイド、対策本)はすべて買って最低3階通りはやるといいと思います。特に間違えたところを重点的に行うと自分の苦手な部分が補えると思います。

<国連英検対策なら当教室で>国連英検の出題内容全般はもちろん、特に英作文や2次面接については英語上級者の英語のプロから対策指導をうけるのが一番いいと思います。ぜひ当教室でその卓越した指導を合格の栄冠を勝ち取ってください。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ